夢中になれる室内遊び♪【今週のぽとふ・びすけっと東戸塚】

こんにちは。びすけっと東戸塚　澁谷です。

今年は例年になく早い梅雨明けとなり、水遊びが「早く始められる！」と思ったら、梅雨に逆戻りしたような日々。
雨が続き、水遊びもできず、戸外にも出られず・・・
そんな時は充実した室内遊びで楽しく過ごします。

『風船遊び』

膨らませた、たくさんの風船を部屋に広げて「ポーン」とするだけでなく、この日は天井から風船を垂らし、下にはマットを敷いてサーキットにして遊びました。

子ども達はいつもと違う風船遊びに大喜び。

お友達と一緒に風船を叩いてみたり、保育者と一緒に手を伸ばしてみたり、体をたくさん動かして遊びました。

『小麦粉粘土』＆『春雨遊び』

小麦粉粘土は、びすけっと保育園ではよく遊ぶ物の1つです。

いつも同じ関わりにならないよう、準備の段階から見せたり食紅を入れるところを見せたり、工夫しています。子ども達も毎回興味津々。

水や油の量が少し違うだけで感触は変わり、そこからの子ども達のあそびの発展も変わります。パン屋さんになってパンを作る時もあればおままごとに発展することも。型抜きを楽しむ時もあります。

春雨遊びは初めて行いましたが、硬い春雨が水分を吸って少しずつ柔らかくなるところは、子ども達にはとても不思議なようでした。

色水を吸った綺麗な春雨は、楽しい玩具に大変身。隣の容器に移してみたり、スプーンを使って混ぜてみたり、子ども達の遊びの発想は無限ですね。

『2歳児製作　風鈴作り』

2歳児が7月の製作として張り子の風鈴を作りました。
皆さん、張り子はご存じですか？

張り子は日本の郷土玩具です。作り方は“型に紙を貼り重ね、乾燥後に彩色する”といたってシンプル。しかし、2歳児ができるのでしょうか？？
できたのです！（笑）
水風船に水を入れずに膨らませ、それを型にしました。

水で溶いた糊に新聞紙を浸し、貼り重ねる・・・かなりの集中力を必要としますが、びすけっとの子ども達にははまったようで、みんなとても集中して行っていました。（スゴイ！）
完成した風鈴に鈴を付け、玄関に飾りました。
夏らしい、素敵な製作ができましたね。

まとめ

室内遊びは屋外に比べるとスペースも限られます。戸外に出られない代替案というイメージもあるかもしれません。
しかし、室内遊びにもメリットはあり、室内遊びだからこそ得られる体験・経験もたくさんあるのです。

保育園で行う製作は、ものを作る楽しさだけでなく、子ども達の想像力や集中力も養ってくれる活動の1つです。
工作にはさまざまな動作が含まれます。切ったり貼ったり描いたり…製作によって変わるので、子ども達はできる動作がどんどん増えていくはずです。

また、達成感を味わえることもメリットです。幼児になると、分からなくて困っているお友達に教えてあげる機会もあり、お互いに助け合う心も育まれます。

びすけっと保育園は乳児の小規模保育園ですので、年齢によってできる製作は限られますが、たくさんの教材に触れ、コミュニケーションを取りながら、保育園での経験が子ども達の成長の糧になってくれれば嬉しいです。